「姉川クラゲ」配合食品の商品化に向けての取り組み
2018.08.01
滋賀県姉川流域に自生しているイシクラゲ(通称「姉川クラゲ」)を対象に、その遺伝学的な解析や栽培法の確立を通して、配合食品の開発、販売・流通の構築を目的とする。本研究の特徴である社会科学的知見と自然科学的知見の統合によって、これまで地域で注目されてこなかった「姉川クラゲ」に新たな価値を見出すことができる。そして、本研究の結果を踏まえた「姉川クラゲ」の商品化を目指す取り組みが、地域経済の活性化や龍谷大学のブランディングに貢献することも念頭に置いている。また、本学部4 学科の担当教員のゼミ生がそれぞれの切り口から調査研究に参加し、定期的に研究会など意見交換の場を持つことで、「食の循環」を研究レベルで体験する教育効果も期待される。